午前4時05分 病院の夜が明けてくる
2011年6月22日 (水曜日)
明け方母は、お腹が痛いと言う。 「がまんしなくていいのよ。」と言っても看病している人のことを気遣ってか 「まだだいじょうぶ。」と言う。 病院のながい夜が明けてきました。 あんなにはっきりしていた母が病院に入院してから少しづついろんなことがわからなくなってくる。 どうして入院したのかも忘れてしまいました。 神は耐えられない苦痛は与えないと言います。 母にとっては、一番辛いことを忘れることが救いになっていると感じます。 「あら、夜が明ける・・・ 気持ちがよくなってきた。 だいぶよくなってきた。」と言う。 お母さん ありがとう。 母に付き添っている時間、私はいろんなことを母から学ばせてもらっているように思います。 今、午前5時5分 夜が明けました。 良い一日になりますように。